ドジャースの佐々木朗希投手(23)が、メジャーリーグで初勝利を挙げました。試合は5回を投げて3失点で、立ち上がりからランナーを出しながらも、大谷翔平選手(30)の8号ソロホームランなどで、チームは4回までに7得点を挙げました。佐々木はメジャーでの自己最多となる98球を投げ、6安打3四死球3失点、そして4つの三振を奪いました。
その日は悪天候のため、試合開始が3時間6分遅れ、午後10時21分に試合が始まり、5回のドジャースの攻撃中に日付をまたぎ、試合終了は午前1時26分となりました。
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【佐々木朗希の一問一答】
-メジャー初勝利について
「まずはほっとしました。良かったなという気持ちと、純粋にうれしい気持ちです」
-長時間の遅延中の過ごし方や影響はありましたか?
「食事をして、ルーティーンを先に済ませて、急に試合が始まると聞いていたので、その後はリラックスして過ごしました」
-仲間からのお祝いは
「いろんなものをかけてもらい、多くの人からお祝いの言葉をもらえたことが、とても嬉しかったです」
-5回を投げ切れたことについて
「開始が遅れ、翌日も試合がある中での厳しい環境でしたが、最低限の仕事ができたことは良かったと思います」
-ストレートがメジャーリーグで通用していると感じますか?
「まだ納得はできていませんが、他の球種を使うことでアウトを取れる手応えを感じています」
-納得できていない点は球速ですか?
「すべての要素でまだ足りないという感覚があります」
-日付をまたいで投げるのは初めてですか?
「初めてです」
-メジャーならではの日付をまたぐ試合での初勝利
「初勝利がこのような形で得られたことは、とても特別で忘れられない思い出になると思っています」
-5回を迎える時の気持ちは
「点を取ってもらった直後に失点することが多かったので、ストライクゾーンでしっかりと勝負することに集中しました」
-ブルペンが準備していたが、交代の可能性について考えましたか?
「そのことを考えることはありませんでしたが、援護をもらっている中で、しっかり3人で抑えて帰りたいという気持ちはありました」
-スライダーを多く使った理由は
「スプリットが思うように使えなかったので、スライダーを使ってカウントを取れたのは良い点でした」
-メジャー初登板から約1カ月半、どう感じていますか?
「初勝利を挙げるよりも、チームに貢献できていないことを感じていました。最近は5回を投げ切ることができるようになってきており、仲間のおかげで勝てた1勝だと思います」